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ひきこもりから抜け出すための始めの一歩

まずは気付くことから

 

心優しい勇者たちへ

 

 

 

 

私は 26 歳頃から約 10 年間、ひきこもりでした。

 

 

 

ひきこもりにも、

いろいろなタイプや背景があると思いますが、

私の場合は摂食障害(俗に過食症とか拒食症と呼ばれる)がきっかけでした。

 

 

 

食事に関して強迫的な習慣に縛られていたため、

外食が一切できず、

次第に人付き合いも疎遠になっていきました。

 

 

 

こだわりが強くて、

その決まり事をこなしている状態が、

唯一の安心でした。

 

 

 

それを継続させることを最優先にすると、

ひとりでこもらざるを得ない状況になります。

 

 

 

それを止めることは恐怖でしかなく、

人と情緒的につながることも、

自分が脅かされるように感じました。

 

 

 

不思議なもので、

ある事柄を避けていると、

次第に恐怖心は大きくなっていくものなんですね。

 

 

 

例えば、

「人と目を合わせられない」としましょう。

 

 

 

何故目を合わせられないかを掘り下げていくと・・・

 

 

 

「本心を隠していることを見透かされ嫌われるのが怖い」

 

 

「そんなつもりはないのに、睨んでいると誤解されてトラウマになった」

 

 

「自分を恥じていて自信がない」

 

 

「存在を気付かれたくない」

 

 

「人と向き合うことに緊張する」

 

 

など・・・、色々あると思います。

 

 

 

それはいつしか信念となり、

恐れはどんどん膨れ上がり、

過敏になった心は、何気ない一言に傷つき、

「やっぱり私はダメなんだ」というサイクルの繰り返し・・・

 

 

 

ある時、このような負の連鎖を断ち切りたいと思いました。

 

 

 

そして気付きを得ました。

 

 

 

不安や恐れは、自らつくりだした幻想にすぎないのだと。

 

 

 

自分で、「私はダメ人間」というレッテルを貼り、

そのように振る舞うことで、

自分を説明して納得していたのです。

 

 

 

しかしながら内なる自分は、潜在意識として、

「違うよ!」と泣きながら訴えていたように思います。

 

 

 

何故わかるかというと、

いつも、いつも、苦しかったからです。

 

 

 

なにも好き好んでひきこもっているわけではないのですよね。

 

 

 

なにか理由があるはずなのです。

 

 

 

感じてはいけないと見なかったことにして、

波風が立たないように本当の気持ちを抑圧し、

ポジティブを装っているうちに、

だんだん辛くなっていくのでしょう。

 

 

 

周囲からの正論や常識にも、苦しめられていると思います。

 

 

 

そのような美辞麗句に、心をすり減らさないよう、

聞き流すことも、時に必要です。

 

 

 

「わかっているけど、できない」ことに、

誰よりも自分で自分を責めているのですから。

 

 

 

いきなり、ポジティブにいくのではなく、

ネガティブの感情がおきたら、

その感情にまず気付き、じっくり味わうことです。

 

 

 

長年の癖で、反射的に否認してしまったり、

持つべきでないと思っている感情に気付いて

罪悪感に苛まれてしまうことを、

すぐには止められないかもしれません。

 

 

 

できなくても自分を責めないでください。

 

 

 

素直な感情を否定して、

キレイ事におさめようしているな、とただ意識してみましょう。

 

 

 

それだけで、鉛のような心や身体が、ふっと楽になります。

 

 

 

そうです、「ひきこもりから抜け出すための始めの一歩」は、

「ネガティブな感情に、気付き、味わい、許すこと」です。

 

 

 

では、その感情があまりに大きくて、

ひとりで抱えきれないとなったら、

どうしたら良いでしょうか。

 

 

 

次はそのあたりのことを書きますね。

 

 

 

 

 

 

 

本来の自分を取り戻し、

喜び楽しむ日々を送られることを、

いつも応援しています。

 

 

 

今日も生かされていることに、

ありがとうございます。

  

森山 華伊

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