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ひきこもりになった私の幼少期に浴びた言葉

過去の言葉で今ができている

 

 

 

 

 

心優しい勇者たちへ

 

 

 

 

 

小さな頃から、

私は目立ちませんでした。

 

 

「みんなで元気よく遊びなさい」と言われ、

勇気を振り絞り公園にくり出すも木陰に隠れたまま、

遊び回る友達をひっそり眺めている子供でした。

 

 

大人になった今は、

一人遊びが好きな子供がいてもいいじゃないかと思いますが、

当時の私の周りの大人たちは、

「みんなで明るく遊ぶ」ことが健全な子供像としていたように感じます。

 

 

 

 

大人しいとか、暗いとか言われながら育った人は、

自分自身の印象もそのように感じられ、

そのような人として生きていきます。

 

 

可愛いと言われながら育った人は、

自分は可愛がられる存在という自信があるものです。

 

 

容姿も頭脳も運動能力も、

どんな言葉をかけられたかで自分のイメージができあがり、

本来の良さが発揮されるかどうかにかかわっていきます。

 

 

投げかけられた言葉の蓄積は、一つ一つは何気なくても、

繰り返されるうちに根強いものになっていきます。

 

 

 

私が家族からたくさん浴びせられた言葉に、

 

「のろま」

 

「グズ」

 

「ヘタ」

 

「暗い」

 

「情けない」

 

「出来損ない」

 

「かわいくない」

 

・・・などがあります。

 

 

 

 

それが私の行動や、人生の展望に大きく影響し、

「私は劣っている」という信念となり、

あらゆる場面で心のブロックとなって、

様々な規制を自らかけるようになりました。

 

 

その呪縛を解くことに、長い長い年月がかかりました。

 

 

 

 

ひきこもりから脱出した今も、

規制をかける言葉を自分自身に言ってしまうことがあります。

 

 

それが長年の癖となっているので、

自分に優しい言葉がけをする軌道修正を繰り返すことが必要です。

 

 

 

このように大人になっても、

子供の時に言われた言葉によって、

人生の選択を狭めてしまうことが少なくありません。

 

 

それに気付くことが、あらたなステージへ踏み出す一歩となります。

 

 

 

過去に言われた言葉は消せないですが、

それをどう処理して、今後の人生を変えるのかは自分次第です。

 

 

あの時、自分はこんなことを言われて悲しかった、

悔しかった、辛かった・・・と、

まずはしっかりと感情を認めること。

 

 

過去の出来事を、今に映して見ていないか、

つまづく度にたちどまってみると良いでしょう。

 

 

 

「あの時はこう言われた。だけど今、目の前の人はそうとは限らない。」

 

「そんな時もあるけど、いつもではない。」

 

「そんな時があっても、自分に価値がなくなるわけではない。」

 

「そんなことは人間だもの。たまにはいいじゃないか。」

 

「私なりにがんばっている。人それぞれだ。」

 

「それは私の一部分だ。全てではない。」

 

 

・・・というように、

自分に寄り添った言葉がけを自分でしてあげてほしいのです。

 

 

 

自分に一番厳しいことを言っているのは自分であったことに気付き、

過去の影響を知ったうえで、現在をクリアに見つめなおし、

未来をより良く変えていこうとすることが大事ではないかと思います。

 

 

 

これも日々練習を続けることで、

生きづらくしている思いグセを根気よく修正し、

やがて自然に自分を大切にできるようになっていきます。

 

 

 

 

 

 

本来の自分を取り戻し、

喜び楽しむ日々を送られることを、

いつも応援しています。

 

 

 

今日も生かされていることに、

ありがとうございます。

 

 
森山 華伊