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摂食障害やひきこもりの家族へ・親子のちょうどいい距離感

子供のためにガマンしてませんか?

 

 

 

心優しい勇者たちへ

 

 

 

 

摂食障害や

ひきこもりに悩む方々と共に

明るい未来を目指す

森山華伊です。

 

 

今回はお子さんの摂食障害や

ひきこもりに悩むお母さんに向けて

 

「親子のちょうどいい距離感」

 

について話をしたいと思います。

 

 

 

 

現実が変わらない苦しみ

摂食障害やひきこもりで
お子さんが悩んでいる姿に、
不安や苛立ち、恐怖、
そして、
どうすることもできない
という諦めや、
どうにでもなれ!
という投げやりな気持ち・・・
色々な感情が入り交じった、
なんともいえないもどかしさを
抱いているかもしれません。
 きっとあなたは
「共感」することを学び
否定しないよう気をつけているし、
できることを探し
たくさん褒めたりして
気を使っているし、
気分を害さないように
子供の望みを受け入れ
気丈に振る舞っていることでしょう。
・・・なのに、
なかなか良くならない。
「どうして?」
「いつまで続くの?」
「何がいけなかったの?」
と、焦りや疑い、怒りが
ムクムク込み上げてくる。
「もしかして治ったかも!?」
と、喜びも束の間・・・
また逆戻りして
崖から突き落とされたように
裏切られたと感じることの
繰り返し・・・。
子供が苦しんでいるのも辛い。
そんな子供の姿を見るのも辛い。
求められれば与えてしまう。
時には、
求められる以上に
与えてしまうことも
あったかもしれません。
受容、共感、無条件の愛・・・
これらが今まで足りなかったと、
色々な場所で見聞きし
自分を責めてしまう一方・・・
自分の子育てを
全否定されたように感じ、
悔しさや怒り、
悲しみが錯綜している・・・
そんな方も
多いのではないでしょうか。
同年代の
「普通」の子と同じように、
勉強や遊び、恋愛、結婚、
出産、育児・・・
という未来のビジョンが
全く見えない。
ただ普通の子になってほしい。
何も期待しないから、
普通の人生を歩んでほしい。
そうでない自分の子は、
不憫でならない。
ある時は、
積み重なる不安から、
「出来損ない!」と
口から出そうな言葉を
飲み込む瞬間も
あったかもしれませんね。
でも・・・
よくよく考えてみてください。
器用にスイスイ
世渡りしている人と、
自分の正直な反応を
ごまかさない人・・・
前者は優れていて、
後者は劣っている・・・
果たしてそうでしょうか。

 

 

 

お子さんを下に見ていませんか?

 

たとえば、

「かわいそう」

という言葉には、

 

一見優しい気持ちに

受け取れる側面もありながら、

 

見下している側面も

あるのではないかと思います。

 

 

 

「かわいそう」

という言葉の中には、

 

「弱々しい」

という意味が

含まれていると感じます。

 

 

 

たとえば、

足の不自由な人を見て、

 

「かわいそう」

と思うとしたら、

ある意味失礼に当たるでしょう。

 

 

その足の不自由な人は、

自分のことを

「かわいそう」と

思っているとは限らないし、

 

むしろその

ハンディキャップを乗り越え、

何かスポーツを

楽しんでいるかもしれません。

  

 

または、

「私のことを勝手に、

“かわいそうな人”にするな!」

 

と、思う人もいることでしょう。

  

 

「かわいそう」

の中には、

そのつもりはないにしろ、

 

どこか人ごとであり、

見下しているような

冷たさを感じます。

 

 

 

あなたのお子さんは、

かわいそうでしょうか。

  

 

普通の子より

劣っているでしょうか。

 

 

 

 

過保護、過干渉で育った私

 

私の母は、

一人娘である私を、

まるで自分の分身のように

思っていました。

 

 

いわゆる過保護、過干渉です。

 

 

私が失敗しないように、

人より遅れをとらないように、

けがをしないように、

恥をかかないように

不足がないように・・・

 

 

といった具合に私は、

 

「~しないように」

の鎧で守られて育ちました。

 

 

その結果、

自分の決断に自信が持てず、

誰かに指示や許可を得ないと

確信が持てないといった

優柔不断な面が

長期に渡りありました。

 

 

人の顔色を伺いながら

自分の言動を

恐る恐る選択するクセが

ついてしまったのです。

 

 

そうかといって、

自分の意思がないかというと、

そんなことはありません。

 

 

ただ自分をストレートに

出せなかっただけで、

表向きは人に合わせていますが、

本当の気持ちは奥底で

いつも感じていました。

 

 

摂食障害や

ひきこもりになってからも、

母は私が不自由しないようにと、

たくさんのお金をはたきました。

 

 

底なし沼のような過食に

注ぎ込むお金。

 

 

足りなくなれば、

母からお金をもらって、

一目散に菓子パンコーナーへ

駆けていきました。

 

 

このパターンが、

過食症ができる状況を

成立させていて、

 

意図せずとも過食症を

長引かせていたと思います。

 

 

 

過食を治したいと思いながら、

過食するための

お金がほしいと言ったり、

 

過食ができる状況作りの

悪意のない協力者が、

一番身近にいた・・・

 

 

と、子供の立場から言うと、

何も知らない世間が聞けば、

虫の良い話に思われる

かもしれません。

 

 

 

悩みの渦中は

みんなそんなもので、

矛盾や葛藤だらけの

世界にいます。

 

 

つまり

迷っている状態です。

 

 

 

回復した私は今、

当時を振り返り、

もしその頃の母に

メッセージを送れるとしたら・・・

 

 

 

私の底なし沼のような要望に、

 

「できないことはできないと、

きっぱり言ってほしい」

 

「自分を犠牲にしないで

時間やお金、労力を

自分の楽しみに使ってほしい」

 

と伝えたいです。

 

 

 

「できない」と伝えることは、

受容や共感、無償の愛に反する、

 

そう思う方も、もしかしたら

いらっしゃるかもしれません。

 

 

でも、無理をして

相手に合わせることは、

 

果たして良い関係と

言えるでしょうか。

 

 

できないこと、

したくないことは、

きっぱり

「できない」

「したくない」

と伝える。

 

 

これが、

自分にとっても、

相手にとっても、

信頼関係につながる

コミュニケーションなのです。

 

 

もちろん伝え方には

工夫が必要です。

 

 

「私はこう思う。

だからこうしたい。

あなたはどう思う?」

 

というように、

お互いの気持ちの

交流をとりながら、

 

できるだけ穏やかな

雰囲気で話し合うと

心が通いやすいと

思います。

 

 

時には激しく

ぶつかり合うことも、

 

お互いの理解を深めるために

良いきっかけを

生むこともあります。

 

 

だからコミュニケーションに

失敗も正解もありません。

 

 

話がかみ合わなくても、

ただ今回は

かみ合わなかっただけです。

 

 

次の機会に

どのように伝えたら

伝わりやすいかと、

また考えればいいのです。

 

 

 

A子さんとB子さんの関係の推移

 

A 子さんは、

娘の B 子さんの過食とひきこもりに

5 年間も悩まされていました。

 

 

できることなら仕事を辞めて、

子供と家で過ごす時間を増やしたい

と考えましたが、

生活のために

そうすることもできません。

 

 

そこで A 子さんは、

職場の休憩時間に抜け出して、

車を走らせ家に帰り、

子供と一緒にお昼ごはんを食べ、

 

また職場へ移動し仕事に戻る

ということを続けて

やってみようと思いました。

 

 

 

わずか 1 時間の休憩の間に、

家との移動に往復 30 分、

食事に 30 分というこの試みは

余裕がなく長くは続きませんでした。

 

 

 

次にやってみたことは、

過活動気味の子供が

食後に 1 時間、

家の周辺をウォーキングする

習慣があるので、

夕食後だけ一緒に

歩き始めました。

 

 

 

しかし、

先を歩く B 子さんは、

A 子さんが後ろからついて歩くことの

鬱陶しさから、

いつもイライラしながら

振り切るように歩きます。

 

 

後から B 子さんに

この時の心境を聞くと・・・

 

 

自分の時間を邪魔された思いや、 

 

コミュニケーションを

向けられることに

苛立ってしまう罪悪感、

 

そうかといって「嫌だ」と

言葉で伝えることもできない。

 

淋しがる母親と、

淋しがらせている自分。

 

 

離れたいのに離れられない、

離れたくないのに離れたい・・・

 

 

というジレンマが苦しかったと

振り返りながら話してくれました。

 

 

A 子さんは、

B 子さんの素振りから

この相反する気持ちを

察しました。

 

 

B 子さんに意識を集中することよりも、

A 子さん自身に目を向けることを

意識してやってみることにしました。

 

 

これまで A 子さんは

B 子さんの状態によって、

精神が左右されていたのです。

 

そして、B 子さんも同じでした。

 

そこで、A 子さんは、

好きなことをする自分を許すために

ずっとやりたかったことを

始めることを決めました。

 

それは家庭菜園です。

 

 

 

庭に小さな畑をつくって

野菜を育て、収穫し、

料理して食すというプロセスを

楽しむうちに・・・

 

徐々に心が

安定していきました。

 

 

B 子さんを見守りながら、

同時に自分の好きなことをする

日常を手に入れたのです。

 

 

そして、B 子さんは、

A 子さんとの心地よい距離感に安心し、

 

B 子さん自身の取組みに

集中することができ・・・

 

症状の波が

次第に緩やかな曲線に変わり、

ゆっくりと落ち着いていきました。

 

 

A 子さんと B 子さんの、

付かず離れず

ちょうどいいかげんの

ハッピーミーン(中庸)が、

 

お互いの心の落ち着きを

取り戻させたのでしょう。

 

 

まずは A 子さんが、

次のステージに歩みを進めたことで、

 

B 子さんに前向きな影響が伝わり、

滞っていたエネルギーが、

自然に流れ始めたという例を

ご紹介しました。

 

 

 

この・・・

 

「親子のちょうどいい距離感」

のように、

 

あなたにとっての

ちょうどいいかげん、

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本来の自分を取り戻し

喜び楽しむ日々を送られることを

いつも応援しています。

 


今日も生あるすべてに

ありがとうございます。

 

 

 

 

森山 華伊

 

 

 



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E-mail: info@kai-moriyama.com

 

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