心優しい勇者たちへ この春から、勤め先のホテルのロビーでピアノを弾かせていただいているのですが、 色々気づきがあったのでご紹介したいと思います。 私の幼い頃の夢は、ピアニストになることでした。 音楽大学の付属高校、大学と進学し、音楽を専門に学んでいました。 ピアノの実技の試験では、教授等審査員が 15 人ほどピアノの周りをコの字に囲み、...
心優しい勇者たちへ 摂食障害歴 25 年の間に、実際に私がどのような方法で克服していったのかをご紹介します。 まず前置きとして、「これをして治りました!」と、ある日突然快方したということではなく、 その都度気付きを得ながら、それぞれの課題から納得を経て、徐々に楽になっていったという感じです。...
心優しい勇者たちへ 私が 18 歳の時に摂食障害になった原因をまとめます。 誕生から成長する過程で周囲からどのようなメッセージを受け取り、 どのように影響を受けて、発症にいたったのかを整理します。 この時期に、自分を大切にできなくなった根本原因があります。 人は生きるために、傷ついた体験を無意識へ押しやったり、記憶を都合よくすり替えるなど、...
心優しい勇者たちへ 摂食障害の方、ご家族の方、 そうではない方もこんにちは。 私は、2018 年夏に長い長い摂食障害から卒業して、 2 年を迎えようとしています。 88 歳の父と、83 歳の母が近くに住んでいますが、 ここ最近はふたりとも、だいぶ弱くなってきました。 母は昨年末に大腸がんの手術をし、 糖尿病と高血圧、足腰の痛み、さらに物忘れがひどくなって、...
心優しい勇者たちへ 新型コロナによる自粛生活、みなさまはどのように過ごされていますか。 以前よりもご家族と過ごすことが多くなり、肩身の狭い思いをされている方、 焦りから余計に自分自身に厳しくされている方、 甘えてはいけないとご自身をさらに責めておられる方もいらっしゃるのではないかと想像します。 「これからどうなってしまうのだろう」...
心優しい勇者たちへ 5 月の新緑が美しい季節になりましたね。 新型コロナウィルスによる激動の時代の流れの中でも、 太陽や花々、鳥たちのさえずりは相変わらず、 私たちに希望や癒しをくださいます。 たまには外の空気を吸って、陽に当たり、 季節の花を愛で、蜜の香りを楽しみ、 風に吹かれてみたくなりますね。 大いなる自然に五感をあずけると、...
心優しい勇者たちへ 摂食障害のみなさま、そうでない方々もこんにちは。 突然ですが、 「もしも〇〇だったら幸せになれるのに・・・」と、 思うことはないですか。 私は摂食障害を克服する前までは、色々な場面でそう思っていました。 「お金があったら」 「パートナーがいたら」 「時間があったら」 「頭が良かったら」 「話がうまかったら」 ・・・etc....
心優しい勇者たちへ 摂食障害のみなさま、そうでない方々もこんにちは。 過食に限らず、何かを食べる時というのは、 本当にそれを食べたいのか、 そもそもお腹が空いているかどうかさえも、 心や身体にたずねる前に、 ただなんとなく食べていることはないでしょうか。 特に砂糖や小麦粉を過剰に摂ることが習慣になっていると、...
心優しい勇者たちへ 摂食障害のみなさま、そうでない方々もこんにちは。 コロナウィルス感染予防のため、 家族の在宅が多くなり、 これまで以上に居場所がないという方もおられるかと思います。 食べることに関して、隠し事、取り繕うことで心をすり減らしている上に、 不安になる情報が氾濫し、 もともとある不安がより揺さぶられ、...
心優しい勇者たちへ こんにちは。 今日のブレイクタイムは、 『 弦楽四重奏曲 アナムネーシス(ANAMNĒSIS) 』 をご紹介します。 私は 26 歳から約 10 年間、入退院を繰り返していたのですが、 最後の 1 年間の入院中、2009 年 ~ 2010 年にかけて病室で作曲したカルテットです。 ソクラテスとプラトンの※「想起説」(アナムネーシス)からインスピレーションを得て、...